フランス人フォトグラファー、カミーユ・ヴィヴィエの作品集。4年ほど前にキャスティングエージェントを通じ、作者は「ソフィー」と出会った。
“撮影の為に当時鍛え抜かれた身体の女性を探していました。ソフィーと出会い、彼女の力強い彫刻のような体に魅了されただけでなく、女性的で優しい彼女の顔にも魅かれました。ソフィーはボディービルディングを通じて表現したいことが沢山あるのではないかと感じました。今もその当時も、ボディービルディングをすることは、肉体的だけでなく比喩的な意味でも彼女自身を再構成する行為なのです”
ソフィーは作者が作品を通じて表現しようとする性質の数々を体現している。まるで建築物のようなこのボディービルダーの肉体には、作者の興味を惹きつけてやまない主体と対象の両方の原動力が内に秘められている。また、それと同時に「女性らしさ」や「男性らしさ」とされているもの間の境界線を曖昧にしている。
“自分自身のイメージを肯定し満足したいという、心の内側から湧き上がる私的な思いに導かれて自分自身を作り変えることによって、ソフィーは女性的な身体はこうあるべき、と規定する基準を書き換えていると感じさせる”- Another Magazine
タイトル | 『SOPHIE』 |
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出版社 | |
出版年 | 2019年 |
価格 | 6,000円+tax |
仕様 | ハードカバー/225mm×320mm/80ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/products/sophie-by-camille-vivier |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。