ヴィヴィアン・マイヤー「Self portraits」が、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaで10月15日(木)より開催される。
1926年ニューヨーク生まれのヴィヴィアン・マイヤーは、シカゴのノースショアで約40年もの間ベビーシッターとして働きながら、余暇を使って写真撮影をしていたアマチュア写真家。作風はいわゆるストリートスナップで、生前は作品を一度も発表することがなかったため、2009年に無名の写真家として生涯を閉じた。しかし、彼女の死後、膨大に残されたネガやプリント類を手に入れたコレクター、ジョン・マルーフによりその存在が発見され、彼によって彼女の作品がインターネット上にアップロードされると、彼女の作品の持つ高いクオリティーは世界中のアートファンの知るところとなった。
2013年に、彼女の生涯を追ったドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が発表されると、彼女の作品は謎多き人生と共に熱狂的に受け入れられ、現在では彼女の作品は世界中の美術館やギャラリーで展示されている。
本展では、日本では初となる彼女の個展として、セルフ・ポートレイト作品に注目し、1950年代初頭より1978年の間に撮影された27点(モノクロ20点、カラー7点)が展示される。
タイトル | 「Self portraits」 |
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会期 | 2020年10月15日(木)~11月28日(土) |
会場 | |
時間 | 11:00~13:00、14:00~19:00 |
休廊日 | 日~水曜・祝日 |
URL |
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