全編iPhone写真による写真集『たね』出版記念、
ときたま写真展「たね」

ときたま写真展「たね」が、11月19日（木）より目黒・コミュニケーションギャラリーふげん社にて開催される。

本展は、ときたまの全編iPhone写真による写真集『たね』の出版を記念した展覧会。ときたまは、2016年からiPhoneでスナップ写真を撮り始め、「撮るために歩くんじゃなくて、歩いていて、たまたま撮る」、「『あっ！』と思ったら何でも撮る」スタイルで、青空、銀杏、桜、公衆電話、工事現場、レストラン、富士山、電車、パフェ、落とし物など、日常生活の中で目に映ったものはオールジャンルで撮影している。撮影場所は、生まれ育ち現在も暮らしている東京・恵比寿や、渋谷・広尾・代官山・青山周辺の「お散歩コース」や、旅行で赴いた日本各地。

2016年から、アフターコロナまでをカバーした2020年5月までの膨大なデータからプリントした約5,000枚の中から、391点が写真集に収録された。本展では、写真集に収録されている写真を中心に、写真集とは異なる編集と体裁で、「たね」の世界を表現する。

また会場では写真集『たね』が販売されるほか、会期中にはキュレーター、美術評論家の南條史生を迎え、ギャラリートークが開催される。