グループ展「動く過去」が9月11日(土)まで天王洲・KOTARO NUKAGAにて開催中。
KOTARO NUKAGAは長野県御代田町に2021年3月に開業したオーベルジュ「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」のために「記憶と出会う滞在」をテーマに御代田の歴史や土地の持つ記憶を掘り起こしてキュレーションを行い、オーベルジュの敷地から出土した縄文土器から現代美術まで幅広く紹介した。本展ではそのオーベルジュのためのコンセプトをもとに、記憶を媒介とする過去と現在の関係性ついて9名のアーティストの作品を通してさらに考えを巡らせる。
過去をとらえ直し、解釈の余白を残す9名の参加アーティストはウジェーヌ・アジェ、ダレン・アーモンド、石塚元太良、磯谷博史、田窪恭治、田幡浩一、三嶋りつ惠、米田知子、マン・レイ(順不同)。また、制作した者の記憶を留めるという意味において変わらぬ性質を持つものとして縄文土器や土器片もともに展示され、データとして記録されることが当たり前となった現代社会の中で、物質に宿る記憶を紐解いていく。
タイトル | 「動く過去」 |
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会期 | 2021年8月7日(土)~9月11日(土) |
会場 | KOTARO NUKAGA(東京都) |
時間 | 11:00~18:00 |
休廊日 | 日〜月曜、祝日 |
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