浦川大志、エキソニモ、小林健太、やんツーによるグループ展「I am here by WAITINGROOM」が、9月5日(日)までCADAN有楽町で開催中。
本展は、スマートフォンを通して取得した情報や身体感覚をもとに、デジタル的な筆致で絵画作品を制作する浦川大志。ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、多岐に渡る活動を行うエキソニモ。撮影した写真に大胆なデジタル加工を施し、写真を軸に現代における美的感覚を示唆する小林健太。表現にまつわるさまざまな行為を、人間に代わり、自律型の装置が行なう作品を多く制作しているやんツー。インターネットやデジタルテクノロジーが不可分な方法で制作を行っている4名のアーティストによるグループ展。
展覧会タイトル「I am here」は、本展にも出品されているエキソニモによるNFT作品「Crypto Poetry」シリーズの第1作目から取られている。複製が容易であるデジタルアート作品に唯一性を担保することを可能にしたNFTをはじめ、情報通信技術の進歩は、美術はもちろんのこと、我々の日常生活にも多大な影響を与えている。コロナ渦により、オンライン空間が格段に身近になった現在においても、展覧会に足を運び、作品を目の前にすることは、バーチャルで作品を「見る」こととは全く違った感覚を思い出させるだろう。
また会期中9月4日(土)10:00より、オンラインでアーティストトークが行われる。
タイトル | 「I am here by WAITINGROOM」 |
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会期 | 2021年8月17日(火)~9月5日(日) |
会場 | CADAN有楽町(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土日祝日は11:00~17:00) |
休館日 | 月曜 |
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