ジュン・グエン=ハツシバ「While I am Dead – A Prelude to Life(死の間 ‒ ⽣の気配)」展が11⽉20⽇(⼟)までミヅマアートギャラリーにて開催中。
ミヅマアートギャラリーで11年ぶりに開催される本展。そのタイトル「While I am Dead – A Prelude to Life(死の間 – 生の気配)」は、ハツシバがアートの表舞台から離れ、孤立していた7年間を物語っている。
本展のメイン作品「While I am Dead – A Prelude to Life」は、200枚以上のモノクロ写真がギャラリーの壁一面に広がるインスタレーション作品。自身の住むヒューストンでの日常風景、自宅内でのパーソナルな日々の考察、パンデミック前の東京の旅先、また劇場の舞台カメラマンやスポーツカメラマンとして撮影した写真が一堂に会し、鑑賞者はその写真群から一枚選び、自分の日常の写真と“交換”することができる。参加者は作品を持ち帰り、参加者の写真は作品の一部としてそのまま会場に展示される。それは、深い思考の時間や経験、自身の物語やその瞬間を共有することであり、「写真を撮ることは、人生のセラピーである」と作家が言うように、その静かな対話によって自身の置かれた状況の慰めや救いに向かっていくだろう。
その作品以外に、ハツシバの初めての写真集から厳選した写真も展示される。
タイトル | 「While I am Dead – A Prelude to Life(死の間 ‒ ⽣の気配)」 |
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会期 | 2021年10月20日(水)〜11月20日(土) |
会場 | ミヅマアートギャラリー(東京都) |
時間 | 12:00~18:00 |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL | https://mizuma-art.co.jp/exhibitions/2110_jun-nguyen-hatsushiba/ |