大阪・心斎橋のギャラリー・ソラリスにて8月12日から木村清司の写真展「大峰、人、痕跡」が開催される。木村初の個展だ。
木村は大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の山域に残る「人の痕跡」に着目。同所は奈良・吉野から和歌山・熊野本宮を結ぶ道で、熊野古道の重要な巡礼路として世界遺産に登録されている。修験道の成立以前に杣人(そまびと)たちが歩いた尾根道、明治期の神仏分離令による修験の衰退、戦中・戦後の林業によって刻まれた痕跡を辿る。
現在まで山中に残る青銅仏や石垣、朽ちた飯場、錆びたワイヤーなど、自然と人の交差点にある風景写真15〜17点を展示する。
タイトル | 木村清司 写真展「大峰、人、痕跡」 |
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場所 | ギャラリー・ソラリス(大阪府大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F) |
会期 | 8月12日(火)〜17日(日) |
時間 | 11:00~19:00 |
休廊日 | 無し |
料金 | 無料 |
URL | http://solaris-g.com/ |