東京・新宿のニコンサロンに9月9日よい西村勇人の写真展「Mounds」が開催される。
Moundsは現代人の暮らしの傍らにある古墳に着目したシリーズ。
古墳は全国に16万基あると言われている。十数世紀前に権力者の眠る墓として象徴性も持ちつつ築造されたが、都市化の中で尊厳を保持されないかたちで毀損され、または都市のうちに埋もれ静安を保てなくなっているものが少なくないという。
近年、文化遺産としての価値が認識され、保護・保全の対象となっているが、すでに進んだ都市化のために家屋・公共施設やインフラなどとの間に緩衝もなく墳丘が残る景観も数多く見られる。西村は、現代人の暮らしの傍らに古墳が同居する景観に着目し、これまでに日本各地の約1000基の古墳を撮影してきた。
本展では、西村の地元・島根県(出雲市・塚山古墳)のほか、北は群馬県から南は熊本県、宮崎県に残る古墳を撮影した39点を展示する。
タイトル | 西村勇人写真展「Mounds」 |
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場所 | ニコンサロン(東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階) |
会期 | 9月9日(火)〜22日(月) |
時間 | 10:30~18:30(最終日15:00まで) |
休廊日 | 日曜日 |
料金 | 無料 |
URL | https://nij.nikon.com/support/showroom/tokyo/index.html#tokyo01 |