東京・西麻布のKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYにて2月6日より小玉真由美の写真展「半月」が開催される。
本展は、児玉自身の身体を被写体とした新作を披露。風景にも、別の生物にも見え、何の反中にも収まらない得体の知れなさをたたえた作品のように見える。
会期中にはトークイベントも開催。2月7日16:00、勝又公仁彦(美術家/写真家、京都芸術大学教授)、2月11日16:00、タカザワケンジ(写真評論家)を招く。
【ステイトメント】
かつて父が余命を宣告された年齢に、私は至った。
その事実は、私自身が限りある存在であることを改めて知らしめると同時に、この身体が過去と未来を繋ぐ一つの「結び目」であることを鮮明に浮き彫りにした。
本展で被写体となるのは、私自身である。普段は当たり前すぎて前景化することのない身体が、レンズを通して変貌する。肩は砂丘の稜線へ、皺は地層に。見慣れたはずの肉体は広大な空間へと溶け出していく。ここにあるのは、個人の記録を超えた、「人」の形が織りなす空間だ。
父が生きた年齢という区切りを越えた今、身体は「私の所有物」という考えを離れ、命を受け継ぐための普遍的な「器」へと変わっていく。「半月」は、欠落の意ではない。光と影が等価に存在し、互いを象る運動の象徴である。生命の「結び」と「ほどけ」が交差する場所に、新たな自由の在り方を提示したい。
| タイトル | 小玉 真由美 写真展「半月」 [ KANA KAWANISHI × asterisk vol.01 ] |
|---|---|
| 場所 | KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布 5F) |
| 会期 | 2月6日(金)~15日(日) |
| 時間 | 11:00~18:00 |
| 休み | 無し |
| 料金 | 無料 |
| URL |
