森川昇による写真集『CHIDORIGAFUCHI』が3月17日に刊行された。千鳥ヶ淵を中心とした皇居周辺の風景を、14年にわたり撮影した作品から厳選された写真で構成される。東京の中心に息づく自然の循環を、旧暦に基づく時間感覚の中で描き出す。
本書は、和暦(旧暦)の二十四節気に沿って編集されている。ページをめくるごとに、春の桜から夏の緑、秋の紅葉、冬の静寂へと移ろう風景が展開され、現代の都市空間にありながら、古来の日本人が親しんできた自然観を呼び起こす。
森川は、千代田区一番町に暮らした14年間、日課として皇居周辺を歩きながら撮影を続けてきた。土、水、光、風、草木、そして生き物や人間といった多様な要素が都市環境の中で共存し、循環する様子に着目し、その関係性をカメラに収めている。
刊行を記念し、4月20日から25日まで東京・南青山のギャラリー5610で写真展も開催される。会場ではオリジナルプリントの展示に加え、作品や写真集の販売も行われる予定だ。
| タイトル | 写真集『CHIDORIGAFUCHI』刊行記念展 |
|---|---|
| 場所 | ギャラリー5610(東京都港区南⻘⼭5-6-10 5610番館) |
| 会期 | 4月20日(月)~4月25日(土) |
| 時間 | 11:00~18:00(初日13:00から、最終日16:00まで) |
| 休み | 日曜日、祝日 |
| 料金 | 無料 |
| URL | https://www.heads.co.jp/chidorigafuchi/
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