18 May 2026

不可視な生命の気配をたどる、遠藤文香の新作写真集『Pneuma』刊行記念展も

18 May 2026

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endo ayaka cover

アート、ファッション、コマーシャルの分野を横断的に活動するフォトグラファー遠藤文香が新刊写真集『Pneuma(プネウマ)』をroshin booksから出版した。それを記念し、東京・渋谷のNONLECTUREで写真展が開催中だ。

本作の舞台は、岩手県・遠野。そこにいるのは、手綱も蹄鉄も持たず、自由を与えられた本来の姿で生きる馬たち。タイトルの「Pneuma(プネウマ)」とは、古代ギリシャ語で「気息」や「霊魂」を指す言葉。遠藤は、言語化される以前の原始的な感覚を頼りに、自らの身体を世界へと拡張させるようにしてシャッターを切ったという。

そこには、悠久の時が積み重なった風景と、「いま、この一瞬」が激しく交差する瞬間が定着されている。風のように実体がないわけではなく、魂のように不可視なだけでもない。その「あいだ」に存在する生命の震えを、遠藤独自の色彩感覚と構図で描き出している。

写真集の造本は、数々のエディトリアルを手掛けるデザイナー・藤田裕美が担当。遠藤が捉えた多層的な世界観を、一冊の書物として再構築した。会場では、写真集に収められた作品を中心に、プリントならではの質感とスケール感で『Pneuma』の世界を体感できる。

5月15日(金)〜5月24日(日)に代官山蔦屋書店、5月17日(日)〜5月28日(木)に銀座蔦屋書店でもポップアップが開催される。

タイトル

遠藤文香写真展「Pneuma」

場所

NONLECTURE books / arts(東京都渋谷区宇田川町16-9 渋谷ZERO GATE B1F)

会期

5月15日(金)〜5月29日(金)

時間

11:00〜21:00

休み

⽇・⽉・火曜日

料金

無料

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