昨年、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催された「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」の伊丹市立美術館への巡回展にあわせ、ソール・ライターのアトリエを撮影したフランス人写真家、フランソワ・アラールの作品展「Saul Leiter」が、兵庫・archipelagoと、大阪・gallery 176で開催。本展示は、昨秋に恵比寿・POSTで開催された展覧会の巡回展となる。
フランソワ・アラールは1961年、フランス生まれ。サイ・トォンブリーやルイジ・ギッリ、ルイーズ・ブルジョワ、リチャード・アヴェドンらのアトリエの撮影や、世界的なインテリア誌やファッション誌でのエディトリアルを数多く手がけるなど、世界で最も卓越した建築写真家の一人として評価を受けている。
今回アラールは、アメリカ人画家、写真家のソール・ライターがこの世を去ってから二年後となる2015年に、イーストヴィレッジにあるライターのアパートメントを訪れ、朽ちた壁や空っぽのクローゼット、わずかに遺された私物などを撮影。その写真からは、ライター本人がどこかから出てくるのではないかと思うほどの臨場感や、その“気配”が漂っている。
本展では昨年、スウェーデンとパリを拠点とする出版社・LIBRARYMANより刊行された本シリーズをまとめた写真集『SAUL LEITER』の日本限定版として制作されたスペシャルエディションのプリント10点(各エディション10部限定)を展示販売。なお、5月15日(火)から関連フェアとして、梅田 蔦屋書店で「ソール・ライターフェア」が開催される。
▼兵庫 | |
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タイトル | フランソワ・アラール写真展「Saul Leiter」 |
会期 | 2018年4月7日(土)~4月23日(月) |
会場 | archipelago(兵庫県) |
時間 | 11:00~17:30 |
休廊日 | 4月10日(火)、4月17日(火) |
URL |
▼大阪 | |
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タイトル | Saul Leiter by François Halard/フランソワ・アラール写真展「Saul Leiter」 |
会期 | 2018年4月27日(金)~5月8日(火) |
会場 | gallery 176(大阪府) |
時間 | 13:00〜19:00 |
URL | |
イベント | ・4月28日(土)17:00~18:30:佐藤正子× 濱中敦史トークイベント |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。