大石芳野写真展「戦禍の記憶」が恵比寿・東京都写真美術館で3月23日(土)から開催される。
20世紀は二回の世界大戦が起こるなど「戦争の世紀」ともいわれている。そして21世紀現在もまた世界のどこかでひとときも収まることなく戦争が続いている。
戦争の悲惨な傷痕に今なお苦しむ声なき民に向きあい、平和の尊さを問いつづける大石。広島や長崎、沖縄、朝鮮半島に大きな傷を残している太平洋戦争の後遺症をはじめ、メコンの嘆きと言われるベトナム、カンボジア、ラオスの惨禍、そして民族や、宗教・宗派の対立で苦しむアフガニスタン、コソボ、スーダン、ホロコースト……。
本展では大石が約40年にわたり、戦争の犠牲となった人々を取材し、いつまでも記憶される戦禍の傷にレンズを向けてきた作品約150点を展示する。
会期初日には、大石による講演会が、4月20日(土)には天文学者・池内了を招いてのトークイベントも催される。
タイトル | 大石芳野写真展「戦禍の記憶」 |
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会期 | 2019年3月23日(土)~5月12日(日) |
会場 | 東京都写真美術館(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(木金曜は20:00まで) |
休館日 | 月曜(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館) |
料金 | 【一般】1,000円【学生】800円【中高生・65歳以上】600円 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。