フォトコラージュアーティスト・Kiiroが造形作家・北林加奈子をゲストアーティストに迎え、2年ぶりの新作展を広尾・EMON PHOTO GALLERYで4月27日(土)まで開催中。
Kiiroは、2009年から一貫してコスモスの花をモチーフに写真表現の可能性を追求しており、イメージを足しては引き、重ねては削る技法で作品を制作している。kiiro独特のフォトコラージュ は、年を追うごとに絵画的アプローチを深化させている。
本展は2016年からKiiroが取り組んでいる桜シリーズの第2弾となり、間や余白を意識した構図に日本画を思わせる変化が伺える。前作で死生観を表したのに対し、今回は子供の頃の記憶、あるいはかつて見た桜の姿を、朝焼けの景色に重ねた作品15点が並ぶ。
造形作家・北林加奈子は、陶芸を主にさまざまな素材を重ね合わせ、しなやかな感性で独創的なオブジェをつくり出している。
両者の表現の核となるものは「既視感」。ぜひその目で気鋭のアーティストの表現を確かめてみては。
タイトル | 「Kiiro New Exhibition with Kanako Kitabayashi」 |
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会期 | 2019年4月2日(火)~4月27日(土) |
会場 | EMON PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(土曜は18:00まで) |
休館日 | 日曜、祝日 |
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