ポンピドゥー・センターで開催中のウォーカー・エヴァンス展は、フランスでは初めての大規模な展覧会とあり、パリで話題を呼んでいる。エヴァンスが写真家としてのキャリアを積み始めた1920年代から、晩年の1970年代までの300点余りのヴィンテージプリントが一堂に集結。サンフランシスコ近代美術館の写真部門ディレクターを務めるクレモン・シェルがキュレーションを担当し、路上で見つけた建物、ショーウィンドウ、看板、行き交う人々など、エヴァンスが好んだ被写体に焦点を当てた構成となっている。ストリートフォトグラファーの先駆者が、半世紀にわたり見つめ続けた、アメリカに暮らす市井の人々の歴史を振り返る貴重な展覧会にぜひ足を運んでほしい。
Text: Kyoko Kasuya
タイトル | 「Walker Evans」 |
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会期 | 2017年4月26日(水)~8月14日(月) |
場所 | ポンピドゥー・センター(フランス) |
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