Un regard vers le ciel

石橋英之がフランスのアーティスト・イン・レジデンスLa Capsuleでの成果を個展で発表
「Un regard vers le ciel(空を仰ぐ)」展

AREA

フランス

16 October 2019

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石橋英之がフランスのアーティスト・イン・レジデンスLa Capsuleでの成果を個展で発表「Un regard vers le ciel(空を仰ぐ)」展 | Un regard vers le ciel

石橋英之は昨年よりパリ郊外のLe Bourget市が運営する、写真家のためのアーティスト・イン・レジデンスLa Capsuleにて新作を手がけるために滞在中。今回併設のスペースで新作を発表する。

© Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019

© Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019

© Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019

Reconstitution du ciel du 20 janvier 1894 de 18h à 18h30 © Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019 Tirage FujiTrans / Caisson lumineux 50 x 70 cm


石橋は、スウェーデンの劇作家で画家でもあった、ヨハン・アウグスト・ストリンドベリのセレストグラフィーという125年前に天体を写したといわれる作品にインスピレーションを受けた。このイメージの元となったオリジナルのガラス乾板は、長い年月の間にどこかに紛失され、現在は存在しないといわれている。石橋は、その謎めいた作品とストーリーを追求するために、実際にスウェーデンへリサーチのために出向いた。当時写真が初期の発達段階にあったにも関わらず、どのように宇宙に思いを馳せ、天体を感光板に映し出すことに至ったか、ストリンドベリがいかような人物でどのように暮らしていたのかなどの調査をも重ね、技術的なことだけでなく、歴史的な側面にもフォーカスを当て制作を続けたという。展覧会は劇作家の意向を組むよう3部に構成。

今回は自らの作品だけではなく、CNAP(フランス国立造形芸術センター)所有のコレクションであるルイジ・ギッリやトーマス・ルフ、NASAの写真をも盛り込み、初めてのキュレーションも手がける。2015年のマルセイユでの個展に次いでフランスで2回目の大掛かりな個展となる。

RUFF Thomas Etoile, 18h 12mn/ -40°, 1990 FNAC 04-543 Centre national des arts plastiques © Adagp, Paris / Cnap / crédit photo : Yves Chenot

GHIRRI Luigi Costellazioni, 1973 De la série Atlante FNAC 01-090 Centre national des arts plastiques © Eredi di Luigi Ghirri / Cnap / crédit photo : Yves Chenot

Lune et Terre 1893-1894 © Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019 Image composite, Cyanotype sur plaque de verre / Sylvertone

© Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019

© Hideyuki Ishibashi, Stjernhimmeln, 2019

文=糟谷恭子

タイトル

「Un regard vers le ciel」

会期

2019年10月10日(木)〜2020年1月4日(土)

会場

La Capsule, Centre Culturel André Malraux, 10 avenue Francis de Pressensé, Le Bourget FRANCE (フランス)

URL

https://sites.google.com/site/lacapsule93/prochaine-exposition?authuser=0

https://reseau-diagonal.com/