I Know How Furiously Your Heart is Beating

被写体の心と生活を詩的に綴るアレック・ソス「I Know How Furiously Your Heart is Beating」展がFoam写真美術館で開催。

AREA

オランダ

10 September 2020

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被写体の心と生活を詩的に綴るアレック・ソス「I Know How Furiously Your Heart is Beating」展がFoam写真美術館で開催 | Sonya and Dombrovsky, Odessa, 2018 © Alec Soth / Magnum Photos

Sonya and Dombrovsky, Odessa, 2018 © Alec Soth / Magnum Photos

今月11日から、アレック・ソスの最新作「I Know How Furiously Your Heart is Beating」の個展がアムステルダムのFoam写真美術館で始まる。

代表作「Sleeping by the Mississippi」を含むこれまでの作品では、ロードトリップを通じて、アメリカのさまざまな風景に潜む見逃されがちな日常を特有の詩的なイメージでとらえてきたソス。2015年に行われた回顧展以来、しばらく旅と撮影を控えていたそうだ。時間をかけて自身を振り返る時期となったここ数年を経たいま、1917年に書かれたワラス・スティーブンスによる詩「The Gray Room」に由来するタイトルが付けられた新作「I Know How Furiously Your Heart is Beating」は、彼の新しい出発点となる。前作までは主に特定の土地やコミュニティに焦点を当ててきたが、本作はある個人の生活と彼らの生活に目を向け、偶然の出会いの連鎖によって構築されている。

はっきりとしたナラティブは見出せないものの、詩的な写真は観客に十分な想像の余地を与え、見え隠れする人間本来の感情を示唆する。自然光で時間をかけて写真を作り上げることによって、写真家にとってのひとつの壁とも言える、被写体との距離感を縮めることに成功し、まるで異界の出入り口でもあるような空想的な世界観を表現している。

タイトル

「I Know How Furiously Your Heart is Being」

会期

2020年9月11日(金)〜12月12日(土)

会場

Foam写真美術館(アムステルダム)

時間

10:00~18:00(木金曜は10:00〜21:00)

URL

https://www.foam.org/museum/programme/alec-soth-i-know-how-furiously-your-heart-is-beating

Leopold, Warsaw, 2018 © Alec Soth / Magnum Photos

Chicran’s Bedroom, Bucharest, 2018, Courtesy Eidos Foundation © Alec Soth / Magnum Photos

Renata, Bucharest, Romania, 2018, Courtesy Eidos Foundation © Alec Soth / Magnum Photos

Anna. Kentfield, California, 2017 © Alec Soth / Magnum Photos