「MEDIA AMBITION TOKYO」 は、最先端のテクノロジーアートを実験的なアプローチで都市に実装するカルチャーイベントです。さまざまなクリエイター、イノベーター、企業らが、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンスを展開します。4回目を迎える今年は六本木を中心に、青山、銀座、飯田橋、御茶の水、お台場、天王洲など、開催エリアをさらに拡大しています。
本展では、ヴィジュアル・コミュニケーション事業を多角的に展開してきたアマナによる、テクノロジーとアートを融合した作品をお披露目します。デジタルソリューションチーム・FIG LAB(amana)の横山徹によるインスタレーション作品「RGB」は、デジタル写真を人間的に「写されたもの」の次元ではなく、画像のピクセル情報という次元で機械と人間の関係を可視化した表現。また写真家・濱田祐史、Matilda、roomf(amana)によるユニット・obxは、写真にiPhoneをかざすと「もうひとつの世界」が現れ、拡張現実と現実が循環する革新的な写真集 『Peek-A-Boo』 を展示いたします。最新テクノロジーを用いた新たなヴィジュアル表現を、ぜひご覧ください。
会期 | 2016年2月26日(金)~3月12日(土) |
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会場 | |
時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日月曜・祝日 |
観覧料 | 無料 |
FIG LAB/横山徹|Toru Yokoyama
FIG LAB|進化するテクノロジーを軸に、ビジュアル表現の可能性を拡張するプロトタイピング・ラボラトリー。あたらしい技術を使い「手を動かしながら考える」ことで、アイデアを即座に具現化・視覚化、オープンイノベーションの場として、多様な分野とコラボレーションしていき、 あらたな表現と価値を生み出します。
横山 徹|1983年、福岡県生まれ。日本大学芸術学部写真学科、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)卒業。銀塩時代からの写真史の流れを参照しつつデジタル・テクノロジーのみで可能な写真表現の新しいあり方を研究している。
obx
obxは、写真家・濱田祐史、Matilde、roomf(amana)によるユニット。“camera obscura”が写真の原理による投影像を得る装置であることから、obxはその延長線上にある写真表現の新たな可能性を探るものとして“obscura X=未知の暗箱”という意味を略したものである。obxは、書籍 『Peek-A-Boo』 をパリフォト2015で発表した。