写真というものが生まれて以来、写真家たちはずいぶん長い間、旅をしてきた。それは人類にとっての壮大な夢の旅であることもあったし、きわめてパーソナルな旅ということもあった。写真家を旅に駆り立て、写真を撮らせるものはなにか――。一枚の写真をもとに、彼らの衝動と思考を追うもうひとつの旅に出よう。
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CONTENTS
「あめつち」川内倫子
「川内さんのこと」文=奈良美智
特集 写真は世界を旅する
「Pilgrimage」アニー・リーボヴィッツ
文=青山南
「Neue Welt」ヴォルフガング・ティルマンス/インタビュー
「Watching Humans Watching」インカ・リンダガード&ニクラス・ホルムストローム
文=山崎ナオコーラ/和田京子
「Cezanne a l’Atelier」鈴木理策/インタビュー
「A New American Pictures」ダグ・リカード
文=石井光太/若林恵
「Day Return」スティーブン・ギル
文=いしいしんじ/和田京子
「Captain Scott’s Antarctic Expedition」
「ペルー・ユヤイヤコ山日記」石川直樹
TRAVEL PHOTOBOOKS 写真家はなぜ旅をするのか?
R.I.P. 石元泰博 東松照明 深瀬昌久
戦後日本写真の巨匠が遺したもの
磯崎新/石内都/瀬戸正人/マーク・フューステル
「CONCEPTUAL FORMS」杉本博司
「観念の形の実在」橋本麻里
フランシス・ベーコンと写真
「映像の世紀を生きた画家」和田京子
Contributors
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。