Foto Femme UnitedとGalerie & CO119が女性写真家の作品を募集、テーマは「C*NSORSH*P(検閲)」

募集締切は2月15日(土)まで。

31 January 2020

AREA

フランス

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Foto Femme UnitedとGalerie & CO119が女性写真家の作品を募集、テーマは「C*NSORSH*P(検閲)」

今日、ソーシャルメディアが私たちのライフスタイルをコントロールしているといっても過言ではない。SNSには毎日さまざまなイメージが溢れ、私たちの生活や思考に影響を及ぼしている。理想的な体型、計算しつくされたメイクアップ、ラグジュアリーなブランド品やグッズ、“一般的”に美しいと見なされるものがもてはやされている一方で、世の中の基準から大きく外れたイメージ、中でもとりわけ女性のイメージは批判の的になりやすい傾向にある。女性の出産や病気などを経て変わっていく姿や身体的なコンプレックス、同性愛者やトランスジェンダーであることを公表すると、腫れ物に触るような扱いを受け、一度出したイメージを下げなければいけない状況になるまで批判を受けることが多くある。そのような状況に疑問を持ったフォトコレクティブ、Foto Femme Unitedがいままで批判の為に作品を世に出すことのできなかった女性写真家の展覧会を荒木経惟森山大道など日本にゆかりのある作家なども多く展示しているパリのギャラリー、Galerie & CO119と共同で開催。「C*NSORSH*P(検閲)」というテーマで写真作品を募集している。

Foto Femme Unitedは、女性写真家がより多くの機会を得て、世界中で作品を発表できることをスローガンに掲げ、2018年にパリ在住の写真家エイプリル・ワイザーによって設立された。Foto (写真)とFemme(女性)という二つの要素を持つ名前の通り、Instagramを中心とするオンラインプラットフォーム上で、一人の女性写真家が3日間にわたり作品を紹介し、質問に答えるFeminist Fridayや、4日間でひとつのシリーズを紹介するFocus: Seriesなど、女性写真家に表現の場を提供する取り組みを行っている。また、女性写真家のサポートだけにとどまらず、フランスの女性のためのメデイア、WondHerやSimone Mediaと連携しフェミニズムのムーブメントも後押しするなど活躍の場を広げている。

今回の募集では、年齢国籍は関係なく、Foto Femme Unitedのホームページから世界中の女性写真家誰もが応募できる。いままで公には語られてこなかった世の中のガイドラインに引っかかるもの、他の人からのバッシングを恐れずに表現したイメージを、勇気を持って応募してほしいとのこと。審査は、Foto Femme Unitedのディレクターであるエイプリル・ワイザー、Galerie & CO119、Fisheye Magazineが行い、選ばれた作品は3月12日より1週間Galerie & CO119で展示をすることができる。募集の締め切りは2月15日まで。

文=糟谷恭子
texts = Kyoko Kasuya

タイトル

「C*NSORSH*P EXHIBITION OPEN CALL」

応募期間

〜2020年2月15日(土)

URL      

Foto Femme United:https://www.fotofemmeunited.com/exhibit
Galerie & CO119:https://8co119.co/exhibitions/