モスクワ出身で東京在住のエレナ・トゥタッチコワ。昨年、torch pressより刊行された写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』は、トゥタッチコワが幼少期の記憶をテーマに、ロシアの自然に囲まれて暮らす兄妹たちのかけがえのない夏の日々を、美しい風景とともに2009年から継続的に撮りためてきた作品群。
本展「With My Dinosaurs」では、兄妹たちの冒険を描いた映像作品「With My Dinosaurs」(2016)と新作映像を中心に構成し、写真集にも収録されているシリーズ「Treasures」などから選んだ作品とともに展示。なお、会期中11日(日)18:30より、トゥタッチコワと劇団・地点の代表であり演出家の三浦基によるトークイベントが行われる。
―林檎が木から落ちた、それだけのこと。木にいたときも誰の目にも触れず、落ちても草の中に隠れたままの小さな林檎。その音だけがいつまでも記憶に残った。アーニャが11歳になった年の夏の終わり、彼女の髪の毛が一番長く伸びた8月のことだった。(あとがきより抜粋)
タイトル | 「With My Dinosaurs」 |
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会期 | 2017年6月10日(土)~6月25日(日) |
会場 | |
時間 | 16:00~21:00 |
URL |
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