20年以上のキャリアを持つ写真家・小林秀雄の初期に制作された作品「中断された場所」「trace」が6月8日(金)から広尾、エモン・フォトギャラリーで展示される。
コンクリート壁を使った超現実的な世界、あるいは森の中で多重露光を繰り返して撮影した作品群。それらは、いわゆるドキュメンタリーの要素を残しつつも作者によって再構成された架空の空間であり、綿密に練った仕掛けや光学的な工夫、そして制作の全てに8×10フィルムが使われるなど、時間と労力を惜しまずに対象と向き合う小林の写真哲学が貫かれている。
デジタル全盛となったいま、 もう一度小林の作品を振り返る事により、未来へと向かう新たな写真の可能性を考察する機会となるのではないだろうか。
タイトル | 「中断された場所 / trace」 |
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会期 | 2018年6月8日(金)〜7月7日(土) |
会場 | EMON PHOTO GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00(土曜は11:00〜18:00) |
休館日 | 日曜・祝日 |
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