2018年の「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018」のサテライトイベントKG+アワードでグランプリを受賞した、新進気鋭の写真家・顧剣亨。彼が4年前から始めたシリーズ「霧霾|Wu-Mai」が7月7日(土)まで、ワコールスタディホール京都 ギャラリーで展示されている。
「霧霾(Wu-Mai)」は中国語で黄砂現象を表す言葉だったが、現在はスモッグやPM2.5と同様の意味を持つ言葉。その写真作品は中国伝統の山水画の様に見えるが、実際は大気汚染によって霞がかっており、その中で何気なく続けられている人々の生活が見えてくる。
未だに体に悪影響のある環境にも関わらず、時間の流れとともに、人々の霧霾への関心が薄れていくのに対して、彼の作品は鋭く警鐘を鳴らしている。
タイトル | 「霧霾|Wu-Mai」 |
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会期 | 2018年5月22日(火)~7月7日(土) |
会場 | ワコールスタディホール京都 ギャラリー(京都府) |
時間 | 10:00~20:00(土曜は10:00~17:30) |
休館日 | 日月曜・祝祭日 |
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