あざみ野フォト・アニュアル「田附勝 KAKERA きこえてこなかった、私たちの声」展が、1月25日(土)より横浜市民ギャラリーあざみ野で開催される。
現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」。2019年度の企画展は、2012年に写真集『東北』(リトルモア)で、第37回木村伊兵衛写真賞を受賞した田附勝が、2012年から撮影を続ける「KAKERA」シリーズを、初公開作品や大判作品を含む迫力ある展示で紹介。同シリーズは、新潟県津南町を皮切りに各地の博物館の収蔵庫や発掘現場で資料として保管されていた膨大な縄文土器のかけらを、箱のなかで中敷きや梱包として使用されていた新聞とともに、保管状態そのままに撮影したもの。本展は、声なきものや名付け得ぬものとの対話から、その歴史や手の痕跡、失われた時間までをもとらえる田附のこれまでの写真にも通底する視座を見てとることができる機会となる。
また、会期初日25日(土)に行われるアーティストトークを始め、2月9日(日)には学芸員によるギャラリートーク、11日(火・祝)にはアートなピクニック―視覚に障がいがある人とない人がともに楽しむ鑑賞会、22日(土)には人類学者・石倉敏明を迎える対談も開催。なお、会期中先着約1,000名に作家インタビューと、出品作品図版を収録したオリジナルパンフレットが無料で配布される。
タイトル | あざみ野フォト・アニュアル「田附勝 KAKERA きこえてこなかった、私たちの声」 |
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会期 | 2020年1月25日(土)〜2月23日(日) |
会場 | 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(神奈川県) |
時間 | 10:00〜18:00 |
休館日 | 1月27日(月) |
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