鈴⽊親「東京の⽇常の断⽚」展が、3⽉7⽇(⼟)より天王洲・KOSAKU KANECHIKAで開催される。
90年代より、エディトリアルやファッション・フォトの最前線で活躍し続ける鈴木。フランスでキャリアをスタートさせた彼の活動は幅広く、ファッション、アートの境界を超えながら常に時代を代表する写真家の一人として注目を集めてきた。そのキャリアにしては展覧会や写真集での発表が少なかった鈴木だが、本ギャラリーでは2018年に「晴れた日、東京」、2019年に「わたしの、東京」と2回の展覧会を開催。長年撮り続けてきた彼の重要な被写体である東京の再解釈を軸に、写真というメディアについての再考、また写真史へのレファレンスなど、重層的なコンテクストをもつ展示を行った。今回の個展では、綿密なセッティングをして撮影したものではなく、どちらかというと私的、プライベートなスナップを中心に展覧会を構成。それらの多くは撮影されてから発表されないまま長い時間を過ごしてきた写真となる。
本展では、意味や作為性が生じることを避け、これまで展覧会や写真集の発表が少なかった鈴木が自身でセレクトした写真約40点が展示される。
タイトル | 「東京の⽇常の断⽚」 |
---|---|
会期 | 2020年3⽉7⽇(⼟)~4⽉11⽇(⼟) |
会場 | KOSAKU KANECHIKA(東京都) |
時間 | 11:00~18:00(金曜は20:00まで) |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL | http://kosakukanechika.com/exhibition/fragment_of_everyday_life_in_tokyo/ |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。