保存と無常の二面性を表現する、
小野久留美個展「Stigmata」

11 August 2020

AREA

東京都

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Stigmata

東京とロンドンを拠点に活動しているアーティストの小野久留美による個展「Stigmata」が、BANSHAN GALLERYで8月16日(日)まで開催中。

ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのファイン・アート学部を2019年に卒業した小野は、大学在学中から、英国ロンドンのテート・モダンでの展示やロシアソチのハイアットリージェンシーホテルでのBRIDGE展に招聘されるなど、世界中でアート展示を行なってきた。

常に変化するこの世界のあらゆるものは、恐怖と喜びが付き纏う二元性を持つ。「一過性」とそれによって変化する人の心理的側面に関心がある小野は、保存と無常の二面性を表現し続けてきた。何かを永久に保存したいと思う気持ちが人々の心の中にある一方で、全ての生き物はいつか土に還り、全てが束の間の出来事として過ぎ去る。

本展は近年取り組んでいる撮影した写真を印刷しそれを土の中に一定期間埋めるという方法で制作した作品が展示される。本展のタイトル「Stigmata」は花の柱頭を表す言葉の複数形を意味するが、同時に聖痕、何らかの科学的に説明できない力によってついた痕、という意味も持ち合わせている。作品に刻まれた痕はまるで聖痕のように、目には見えない土壌の中での時間を映し出す。

タイトル

「Stigmata」

会期

2020年8月4日(火)~8月16日(日)

会場

BANSHAN GALLERY(東京都)

時間

12:00~19:00(最終日のみ12:00〜17:00)

定休日

月曜

URL

https://s.imaonline.jp/2XLYmHa