色あせることのない手法で、対象の本質を見つめる
「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」

「伝統と近代」にフォーカスして、初期作品から桂離宮などを展示

14 October 2020

AREA

東京都

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《桂離宮 中門の乗越石》ゼラチン・シルバー・プリント 1953, 54年 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター

《桂離宮 中門の乗越石》ゼラチン・シルバー・プリント 1953, 54年 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター

写真家・石元泰博の生誕100年を記念して、東京オペラシティ アートギャラリーにて、1220日(日)まで「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」が開催される。

1912年にアメリカに生まれ、1948年にシカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ石元は、対象の構造的、空間的特性を鋭くとらえた作品を数多く発表。本展では「伝統と近代」をテーマに、作家活動の前半にフォーカスを当てている。バウハウスの流れを汲む近代的な視点を学び日本の伝統建築を撮影した桂離宮シリーズ、同世代の建築家・丹下健三、磯崎新、内藤廣などの作品を撮った建築写真や、一時期手掛けた土方巽や三島由紀夫らの息づかいをとらえたポートレイトなどを展示。対象の本質と写真の可能性へのあくなき探究心に迫る。

戦後日本の建築やデザイン、アートなど、幅広く芸術界に影響を残した石元の軌跡を追うことのできる貴重な機会。2021年1月からは、石元のルーツである高知県の高知県立美術館で集大成の大回顧展が開催される予定となっている。また、本展は現在開催中の東京都写真美術館で行われている「生誕100年 石元泰博写真展 生命体としての都市」展との相互割引も行われている。両会場にぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

タイトル

「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」

会期

2020年10月10日(土)~12月20日(日)

会場

東京オペラシティ アートギャラリー(東京都)

時間

11:00~19:00(最終入場は閉館30分前まで)

休館日

月曜(祝日の場合は翌平日)

料金

【一般】1,200円【大・高生】800円【中学生以下】無料*障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料/割引の併用および入場料の払い戻しは不可

URL

https://www.operacity.jp/ag/exh234/

《シカゴ ハロウィン》ゼラチン・シルバー・プリント 1948-52年 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター

《韮山・江川邸の土間》ゼラチン・シルバー・プリント 1956年頃 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター

《東京 街》ゼラチン・シルバー・プリント 1953-57年 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター

《東京都新都庁舎計画(磯崎新)》ゼラチン・シルバー・プリント 1991年頃 高知県立美術館蔵 ©️ 高知県,石元泰博フォトセンター