18 December 2020

写真展「今井壽惠の世界」二部構成で開催、
飯沢耕太郎によるレクチャーも

18 December 2020

AREA

東京都

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© Hisae Imai 名馬の肖像より「メジロマックイーン 優雅に立つ」(1993)

© Hisae Imai 名馬の肖像より「メジロマックイーン 優雅に立つ」(1993)

今井壽惠写真展「今井壽惠の世界」が、2021年1月31日(日)までコミュニケーションギャラリーふげん社にて開催中。

本展は二部構成で開催され、第一部となる初期前衛作品「魂の詩1956-1974」は今月27日(日)まで、第二部「生命(いのち)の輝き-名馬を追って」は来年1月7日(木)〜1月31日(日)まで開催。第一部では、鮮烈なデビュー作「白昼夢」(1956)をはじめ、受賞作「ロバと王様とわたし」「オフェリアその後」や、詩的な作品から馬作品への移行時期に撮影された「ENERGY」など作家の内面から作り上げられた純粋な感性の表現である24点を展示。また第二部では、今井を魅了した名競走馬たちを格調高くとらえた「名馬の肖像」シリーズと、光あふれる牧場をのびのびとかける馬を詩情豊かにとらえた「ガラス絵の牧場」シリーズから31点が展示される。

写真を通じて文学や詩の世界に戯れた初期の実験的な表現、また、生死の境を彷徨った交通事故以降、「生命の証」を求めてライフワークとなった馬の生命力溢れる瑞々しい作品は、いずれも試作をし続けるエネルギーと絶え間ない好奇心を感じさせる。なお会期中12月19日(土)には、写真評論家・飯沢耕太郎を講師に迎え、レクチャー「幻想と現実の狭間で―1950〜60年代の女性写真家」を開催。今井と同時代に活躍した岡上淑子、山沢栄子、常盤とよ子、清宮由美子の仕事を概観するとともに、今井作品の魅力を解き明かす。予約・詳細はギャラリーサイトをチェック。

タイトル

「今井壽惠の世界」

会期

2020年12月3日(木)〜2021年1月31日(日)

会場

コミュニケーション ギャラリーふげん社(東京都)

時間

12:00~19:00(土日、12月25日は〜18:00まで)

休館日

月曜

URL

https://fugensha.jp/events/201203hisaeimai/

© Hisae Imai 「ロバと王様とわたし」(1959)

© Hisae Imai「オフェリアその後」(1960)

© Hisae Imai「白昼夢―風A(k1)」(1956)

© Hisae Imai 「ENERGY」(1964-74)

© Hisae Imai 名馬の肖像より「ニジンスキー 英ダービー優勝余韻」(1970)

© Hisae Imai 名馬の肖像より「サンデーサイレンス 自我」(1998)

© Hisae Imai 名馬の肖像より「ヌレエフ 孤高 ウォルマック・インターナショナル」(1988)

© Hisae Imai ガラス絵の牧場より「水しぶきをあげて」(1974)

© Hisae Imai「オフェリアその後」(1960)

2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。

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