戸田沙也加個展「海を越えて、あるいは夜の向こうに」が、8月28日(土)まで西麻布・KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYで開催中。
戸田は1988年、埼玉県生まれ。女子美術大学大学院美術専攻洋画研究領域を2012年に修了し、美しさと表裏一体の醜美の世界観を絵筆に込める、稀代のペインターとして注目を集めてきた。本展では、写真作品のみで展示を構成し、アーティストとしての新境地を切り開く。
新作として発表する「海を越えて、あるいは夜の向こうに」は、これまで習作的に撮り続けてきた薔薇の花のモチーフを起点に、いまは日本に住まう友人や、夜の闇に咲き誇る熱帯植物などを撮影し、各々に異なる地から海を越えこの島国に根付いた者をひとつの世界観に束ねる。
本人が「異質性を持つ美の肖像画」と称する作品群は、光と闇の両面を鮮やかに取り込みながら、戸田の真髄である美しさと醜さという相反する世界観への追求を内包し、鑑賞者をイメージの向こう側へと引き込んでゆく。
タイトル | 「海を越えて、あるいは夜の向こうに」 |
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会期 | 2021年7月10日(土)~ |
会場 | |
時間 | 13:00~20:00(土曜は12:00~19:00) |
休館日 | 日月火曜・祝日、8月10日(火)~8月14日(土)、8月27日(金) |
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