東京・西麻布のKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYにて4月18日より、藤間謙二の個展「花を通して考える / 11の個性」が開催される。
藤間謙二は、19世紀の植物細密画への敬愛を根底に据えた代表作〈The Most Beautiful Flowers〉で国際的な評価を獲得してきた。ドイツでの作品集刊行をはじめ、アメリカ、イギリス、インド、韓国、日本など多様な文化圏で高く評価され、その写実性と抒情性、そして時代を超えた美意識は多くの鑑賞者を魅了している。
本展で世界初公開となる新作シリーズ〈花を通して考える/11の個性〉は、〈The Most Beautiful Flowers〉の被写体として撮影された花々の「その後」を克明に捉えたもの。作家は本作について、表層的な「生」「死」を超えて、命を全うした個としての存在の深淵を見つめる意図を語っている。 色彩溢れる花の生命力も確かに美しい一方で、本シリーズは瑞々しさを失い枯れきった花をモノクロームで厳密に写し取り、大判プリントで提示する。現代はしばしば自然の営みや時の流れにあらがうような生き方が求められるが、こうした「抗い得ない変化」を真正面から見据えることで、作品は命の重みと儚さ、そして示唆に富んだ驚きを観る者にもたらすだろう。
展覧会初日にはオープニングレセプションも予定されている。街々で花が咲き乱れているこの季節、写し出された花の端々から何を見出すことができるだろうか?ぜひ足を運んでみたい。
| タイトル | 藤間謙二 個展 「花を通して考える / 11の個性」 |
|---|---|
| 場所 | KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布 5F) |
| 会期 | 4月18日(土)〜5月23日(土) |
| 時間 | 13:00〜18:00 *オープニングレセプション |
| 休み | 日・月・火曜日、祝日 *臨時休廊日 |
| 料金 | 無料 |
| URL |
