東京・銀座の東京画廊+BTAPで、グループ展「1978」が2026年7月11日から開催される。日本初の写真専門コマーシャルギャラリーとして1978年に開廊したZEIT-FOTO SALON(ツァイト・フォト・サロン)の所蔵作品から、荒木経惟、石内都、森山大道、畠山直哉ら18人の写真家による作品を紹介する。
展覧会タイトルの「1978」は、ZEIT-FOTO SALONが東京・日本橋に誕生した年に由来する。創設者は、2024年に逝去した石原悦郎。写真を美術品として扱うことがまだ一般的ではなかった日本で、オリジナルプリントを収集・展示・販売し、「アートとしての写真」という概念を広めることに尽力した。
石原はアンリ・カルティエ=ブレッソンやブラッサイといった欧米の写真家と直接交流し、彼らからオリジナルプリントを購入。一方で、荒木経惟や森山大道ら日本の写真家を海外へ紹介し、日本写真の国際的な評価を支えた人物でもある。写真にとどまらず、絵画やSPレコードの収集家としても知られ、その膨大なコレクションは現在、ZEIT-FOTO kunitachiによって管理・運営されている。
本展では、荒木経惟、石内都、北井一夫、須田一政、土田ヒロミ、森山大道ら、当時すでに第一線で活動していた写真家に加え、石原が早くからその才能に注目した柴田敏雄、畠山直哉、松江泰治らの作品が一堂に会する。特定の世代や写真運動を紹介するのではなく、一人のギャラリストの眼を通して形成されたコレクションから、日本写真史の一断面を浮かび上がらせる構成だ。
| タイトル | 「1978」展 |
|---|---|
| 場所 | 東京画廊+BTAP(東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階) |
| 会期 | 2026年7月11日(土)〜8月22日(土) |
| 時間 | 12:00〜18:00 |
| 休み | 日・月曜日、祝日、8月9日(日)〜17日(月)夏季休廊 |
| 料金 | 無料 |
| URL | https://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/7553.html |
