「境界線」をテーマにTOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHYが全世界の写真家を対象として行った「第5回東京国際写真コンペティション(TIPC)」の審査結果が発表された。
審査員にはMACKの代表、マイケル・マックやRPSを主宰する後藤由美をはじめ9人の国際的に活躍するプロフェッショナルが顔を揃え、今回8名の受賞者が選出された。
グランプリを獲得したのはスペイン出身の写真家で、ソーシャルドキュメンタリーとポートレイトを中心としたパーソナルプロジェクトを手がけるダニエル・カストロ・ガルシアの「Foreigner」。
本作はヨーロッパにおいて、移民や難民問題に際して使われる視覚文化や政治的レトリックに異議を申し立てる、現在進行中の多分野プロジェクトである。
日本からは岩波友紀の「Home Lost -FUKUSHIMA Landscapes-」が受賞。選出作品は東京、ニューヨーク、シドニー、そして今後発表になるさまざまな都市にて巡回展示される。さらにこれらの作品は『PHaT PHOTO』『LensCulture』への掲載も予定されているので、ぜひチェックをしておこう。
タイトル | 「東京国際写真コンペティション2017」 |
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開催日程 | ・シドニー: 2018年春 |
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