これまでに多くの写真集出版や展覧会での作品発表に加え、広告、ファッション、雑誌などでの撮影、また映像作家としても活動を続ける奥山由之。2月20日(水)発売の『SWITCH』の特集は「奥山由之 写真の可能性」と題し、奥山写真の秘密を徹底的に紐解く。
表紙・巻頭を飾るのは、女優・小松菜奈を迎えたフォトセッションと、そこから派生した連作写真「PERCEPTION」。加えて、昨年11月に訪れた北欧の地で撮影された、奥山には珍しいプライベートスナップによる作品「Decade」をコンタクトシートで掲載するほか、亡き祖母との時間を拾遺するように数々の花の表情を写した「flowers」など、ここでしか見ることのできない数々の新作を独占掲載。
さらに奥山が自らの写真術を9つのテーマで語り尽くす誌上ワークショップを収録。「色気」「タイムカプセル」 「波動と水」など、奥山ならではのフレーズを元にこれまでの作品を解剖していくほか、2,000冊におよぶ膨大な量の写真集を所有する奥山の蔵書の中からお気に入りの30冊を自ら解説。彼の哲学と美意識の源泉を探訪する。
またロングインタビューでは、彼が内に秘める写真の置かれた状況とそのただ中にいる自分への怒り、そして誰も見たことのない作品を作るために一切の妥協を許さない彼の写真との向き合い方が真摯に語られる。そして特別企画として森山大道と奥山の対談が実現。世代の大きく異なる写真家二人が語り合う「シャッターを切る瞬間」の思い、そこに重なるものとは―。
タイトル | 『SWITCH Vol.37 No.3(2019年3月号)』 |
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特集 | 「奥山由之 写真の可能性」 |
発売日 | 2019年2月20日(水) |
料金 | 1,000円+tax |
URL | http://www.switch-store.net/SHOP/SW3703.html(SWITCH Webサイトからの購入でオリジナルA2ポスタープレゼント) |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。