新しい心象風景の記録、
トッド・ハイド『BRIGHT BLACK WORLD』

トッド・ハイド写真集『BRIGHT BLACK WORLD』が、Nazraeli Pressより刊行。

09 November 2018

Share

BRIGHT BLACK WORLD

アメリカ人フォトグラファー、トッド・ハイドの作品集。

作者は20年以上もの間、ミステリアスな郊外のシーンや荒涼とした風景、独自のスタイルが光るポートレイトなどから物語を紡ぎ出してきた。作者は北アメリカを旅し、よく知っているようでいて実は知らない、暖かく迎えてくれるようでありながらどうにも落ち着かない、そんな二面性のある場所を写真でとらえてきた。北欧神話、なかでも「大いなる冬」や「永遠の冬」と訳される『フィンブルの冬(Fimbulwinter)』という世界観の影響がはっきりと表現された本作の多くは、アポカリプス的な決して終わることのない冬を暗示し、またそれをイメージに変換している。暗く広大な北ヨーロッパの風景から北日本海まで、作者は魅入られたように広く旅をし、何度もその地に戻っては撮影を続けてきた。

本シリーズで作者は初めてアメリカの外に飛び出し、広い世界を撮ることで新境地を開拓。これはまた、以前の作品とは異なる新しい心象風景の記録でもある。折り込みポスター付き。

トッド・ハイド オンラインギャラリー
『BRIGHT BLACK WORLD』ブックレヴュー

タイトル

『BRIGHT BLACK WORLD』

出版社

Nazraeli Press

価格

10,500円+tax

出版年

2018年

仕様

ハードカバー/432mm×305mm/104ページ

URL

https://www.twelve-books.com/products/bright-black-world-by-todd-hido

Share