ロンドンを拠点とするイギリス人フォトグラファー、アントニー・ケアンズの作品集『CTY』がMÖRELより刊行された。
本作は、過去にロンドン、ラスベガス、東京、大阪などさまざまな都市で制作したプロジェクトを網羅し、そこからセレクトされた多くの作品を収録した1冊。
ケアンズは、かねてより都市やその発展を表向きのテーマに掲げながら、写真という媒体の歴史や実験的な印刷プロセス、その抽象性の美しさを深く追求してきた。SF的なディストピア世界を視覚的に想起させるような、容赦無く築かれた都市環境や地形に常に焦点を当てている。
そのテーマを通じ、予想もできないような新しい方法を用いることでかつて使われていたプロセスを蘇らせ、古い技術を本来とは違う形で使い、結果ユニークで他に類を見ない作品を生み出した。
タイトル | 『CTY』 |
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出版社 | |
価格 | 9,500円+tax |
出版年 | 2018年 |
仕様 | ソフトカバー/161mm×216mm/376ページ |
URL | https://ja.twelve-books.com/collections/all/products/cty-by-antony-cairns |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。