25 May 2026

現代中国の“親密さ”を写すリン・チーペン展が開催

25 May 2026

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© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

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© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

© Lin Zhipeng, courtesy of Akio Nagasawa Gallery

東京・銀座のAkio Nagasawa Gallery Ginzaにて、中国の写真家リン・チーペン(aka No.223)による個展「223 BY 223」が6月4日から開催される。本展では、未発表作品を中心とした新作群が発表され、あわせて同名写真集『223 BY 223』Vol.1も刊行される。

リン・チーペンは、2003年より自身のブログ「North Latitude 23」で写真と短いテキストを発表し始め、中国の若者文化を率直に映し出す表現によって注目を集めた。以降、インディペンデント出版やファッション撮影など多岐にわたる活動を展開し、中国の若い世代に大きな影響を与えてきた。

作品に繰り返し現れるのは、親しい友人や身近な人々の姿だ。ベッドに横たわる裸身、絡み合う手、深夜の都市、植物や動物——それらは一見するとエロティックなイメージにも見える。しかしリン自身は、性的表現を挑発的に扱っているのではなく、それを「食べることや眠ることと同じく、日常の一部」として捉えている。

重要なのは、その親密さが単なる私的記録では終わらない点にある。リンの写真は、中国社会において抑圧されがちな身体性や欲望を、きわめて自然な感覚で可視化している。そこに写る若者たちは、政治的スローガンや社会的記号としてではなく、“生きている個人”として存在している。

作家名「No.223」は、ウォン・カーウァイ監督『恋する惑星』(1994年)の登場人物「警官223号」に由来する。中国における厳しいメディア規制の中、本名での活動を避けるために用いられた名義でもある。映画的で湿度を帯びたその響きは、リンの作品世界とも深く共鳴している。

近年、リンはヨーロッパや中国を中心に精力的に作品を発表しており、2025年刊行の写真集『Amour Défendu』はパリ・フォトでも注目を集めた。本展「223 BY 223」では、その延長線上にある新たな親密性の風景が提示される。

タイトル

リン・チーペン aka No.223「223 BY 223」

場所

Akio Nagasawa Gallery Ginza(東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F)

会期

6月4日(木)~7月11日(土)

時間

11:00~19:00(土曜日13:00~14:00クローズ)

休み

日・月曜日、祝日

料金

無料

URL

https://www.akionagasawa.com/jp/exhibition/223-by-223/

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