毎月IMAが開催するオンライン写真コンテスト「IMA next」では、毎回異なるテーマを掲げ、写真家やキュレーター、編集者などがゲスト審査員となり優れた作品を選出する。8月31日(火)まで応募受付中のコンテストのテーマは「MEMORIES」。今回、審査員を務めるアメリカ人写真家のティム・バーバーに、テーマにまつわる質問を聞いてみた。
Q. 「MEMORIES」をテーマとして掲げましたが、どういった作品を期待していますか?
A. 応募者がこのテーマをどう解釈するのかに注目しています!
Q. あなたの写真に影響を与えた思い出(MEMORIES)を教えてください。
A. 写真にまつわる一番古い思い出は、両親が撮った写真を一緒にスライドショーで見たことです。彼らの写真における、ゆるいドキュメンタリーの美学と日記のようなアプローチは、私の写真に対する興味に確かに影響を与えました。
Q. 最近の撮影したご自身の写真の中で、「MEMORIES」というテーマで思い浮かぶ写真はありますか?
Q. あなたのインスピレーション源は?
A. 音楽、映画、会話、天気、本、仕事、友人と過ごす時間……
Q. 若い写真家に伝えたいことは?
A. 正直であること。
写真は記録する媒体でありながら、記憶や思い出を呼び起こす装置でもあります。訪れたこともない景色を懐かしく感じたり、過去の記憶がふと蘇ってきたり、イメージに感化されて匂いや音まで感じてしまうことは誰しも経験したことがあるはず。視覚を通して、視覚以外の感覚が反応し、見る人の感情を揺さぶります。あるいは一瞬を思い出として残し、シェアすることもできるでしょう。写真を通してあなたの考える「MEMORIES」をここに共有してみましょう。
IMA next第24回、ティム・バーバーが審査する「MEMORIES」へのご応募お待ちしています!
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応募期間 | 2021年6月16日(水)~8月31日(火) |
応募料金 | 2,000円/1エントリー |
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ティム・バーバー|Tim Barber
米国・マサチューセッツ州、アマースト生まれ。その後、ヴァーモント州北部で数年過ごし、カナダのバンクーバーで写真を学んだ。現在はニューヨーク在住。ウェブプロジュクト「tinyvices」「Time & Space」「Dream Sequence Editions」のファウンダー、キュレーターでもある。
https://www.timbarber.us/info
https://www.instagram.com/timobarber/