アマナ コレクション展
01 ― 新井卓、小山泰介、畠山直哉、ホンマ タカシ

IMA galleryでは、「アマナ コレクション展 01 ― 新井卓、小山泰介、畠山直哉、ホンマ タカシ」を開催いたします。

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Untitled(Melting Rainbows 054)© Taisuke Koyama

Untitled(Melting Rainbows 054)© Taisuke Koyama

アマナコレクションは、2011年に株式会社アマナがスタートした、日本の現代写真を中心とした企業コレクションです。現在、日本の現代写真作品の卓越性が表れる約700点もの多彩な作品を収めるまでになりました。

ポスト・デジタル時代の現在において、写真は私たち自身と私たちを取り巻く世界のインターフェースとして、さまざまなあり方で偏在しています。その時代のなか写真家たちが独自の表現手法に果敢に取り組むことで、写真の可能性は進化し、拡大を続けています。また多くの写真作品は、現代社会における多層性―私たち自身、他者、そして現実との関係性を映し出す、鏡のような役割をも担っています。

本コレクションには、既成の概念や視点に疑問を投げかけ、新たな創作への道を開こうとする写真家たちの作品が集結しています。これからも、アマナコレクションは現代写真への認知と理解を高めるさまざまな活動に取り組み、現代そして未来の日本人写真家の支援を続けてまいります。

初めてのコレクション展となる本展では、4名の作家による作品を展示いたします。作品は、それぞれ異なる撮影技法で制作されています。ホンマ タカシはカメラ・オブスキュラの技法により都市のスカイラインを撮影し、新井卓はダゲレオタイプを用いて写真の黎明期に立ち返ります。そして小山泰介がマクロレンズで撮影した東京の新たなポートレートは、デジタル環境で制作された写真の第一世代として位置づけられます。また畠山直哉は、首都高速の地下工事中であった山手通りを撮影し、都市を表現します。色彩を変える自然のように人間の手によって形成される景色は、進化を続ける都市のもうひとつの歴史を語るのです。

これら作品の連なりには、表現方法や世代など日本写真史におけるさまざまな変化が表れています。そしてまた作品は、日常の視線に意識を引き寄せ、私たちが見ているものとは何か―いままでの見方への疑問を投げかけています。

タイトル

「アマナ コレクション展 01 ― 新井卓、小山泰介、畠山直哉、ホンマ タカシ」

会期

2018年4月2日(月)~5月11日(金)

会場

IMA gallery(東京都)

時間

11:00~19:00

休廊日

日曜・祝祭日、4月10日(火)

観覧料

無料

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