13 November 2020

「IMA next」テーマ“Co-exist”
グランプリ受賞者が決定

審査員はキム・ジョンウン。グランプリ、ショートリスト含め5名の作品が選出。

13 November 2020

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Mother Motif

パノス・チャラランピディス&マリー・チェアレタキ「Mother Motif」

誰もが応募できるオンラインの写真コンテスト「IMA next」第14弾のテーマ「Co-exist」のグランプリ受賞者が発表された。

グランプリはパノス・チャラランピディス&マリー・チェアレタキの作品「Mother Motif」。審査員を務めたキム・ジョンウンは選評として下記のように述べている。

“一般的に、母性は女性が自分の子に対して本能的に持つ愛情だと見なされている。メディアが繰り返し再生産するクリシェによって、母性というイメージはいつの間にか、女性の自己犠牲や愛の‘かたち’として受け入れられるようになった。しかし、実のところ私たちは「母」の本来の女性性を想像したり、観察することには無関心なのではないだろうか。「Mother Motif」が興味深いのは、母の女性性を母性として置き換え、布や花を用いて多彩に再現しているところにある。つまり、現代社会が要求する母性の化身としてではなく、母という名に覆い被せられた女性性を視覚化しているのだ。ここには、人間への治癒力と生命力が共存しているように思える。”

なお、ショートリストにはソノダノア、キム・ジンヒ、深町レミ、松田瑞季の4名の作品が選ばれた。公式サイトにはショートリストの選評と受賞作品がそれぞれ掲載されている。

タイトル

「IMA next」THEME #14 “Co-exist”

審査員

キム・ジョンウン(The Reference ディレクター/IANNBOOKS発行人兼編集長)

グランプリ

パノス・チャラランピディス&マリー・チェアレタキ「Mother Motif」

ショートリスト

ソノダノア「Soul contacts」
キム・ジンヒ「Finger Play_The way we hold hands」
深町レミ「文明と文化の狭間で」
松田瑞季「不在と移動」

URL

https://ima-next.jp/winners/co-exist/mother-motif/

▼ショートリスト

ソノダノア「Soul contacts」

キム・ジンヒ「Finger Play_The way we hold hands」

深町レミ「文明と文化の狭間で」

松田瑞季「不在と移動」

2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。

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