新井五差路、百頭たけし、藤林悠による写真展「PERSISTENCE」が墨田区のアートスペース・あをば荘で開催中。
スマートフォンやSNSが普及してひさしい昨今、撮影行為はより軽快で日常的な動作になっている。しかし、なぜ私たちはそうも頻繁に写真を撮るのか。何に惹かれて写真を撮るのか。私たちは自分自身の「撮影への執着」を疑うことなくシャッターを切るが、その行為を顧みることはまずない。3名の写真家が展覧会を通じて問うのは、撮影行為における「執拗=PERSISTENCE」である。
言葉と風景の関係をテーマにする新井五差路、郊外=マージナルな場に現れるカオティックな風景を追い続ける百頭たけし、都市の只中をiphoneで撮影して風景を量産する藤林悠。彼らは風景を主題とする自らの撮影行為、その執着をテーマにインスタレーションを展開する。画像を空間に展開することで、画像の「先」にあるものを問う。
また会期中には撮影ワークショップやギャラリートークなどの関連イベントも開催。
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タイトル | 「PERSISTENCE」 |
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会期 | 2018年5月11日(金)〜6月3日(日) |
会場 | あをば荘(東京都) |
時間 | 金曜:19:30~21:00 |
休廊日 | 月~木曜 |
URL | http://harukafujibayashi.work/PERSISTENCE/PERSISTENCE_20180511.htm |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。