29 December 2021

冬休みに読み返したい写真家が本当に使うカメラについて語りまくる“私と愛機”5選

29 December 2021

Share

冬休みに読み返したい写真家が本当に使うカメラについて語りまくる“私と愛機”5選

IMA ONLINEの人気連載「私と愛機」。このコーナーでは旬なフォトグラファーが作品制作、仕事で愛用するカメラについて解説します。ある写真家はライカ、ある写真家はニコン・・・愛機は十人十色。トップフォトグラファーが話すカメラと写真の関係とは?写真が趣味の人にとって珠玉の言葉がそろっています。

川島小鳥インタヴュー“ニコンF6……出かけるときに決めます”

被写体の魅力的な表情を引きだし、日常のかけがいのない瞬間を鮮やかに切る撮る川島小鳥。デビュー作『BABY BABY』を撮影した初めて購入したマニュアルカメラと、出世作『未来ちゃん』で活躍したオートフォーカスの一眼レフに加え、最近は、さまざまな種類のカメラを並行して使用しているという。作品とカメラとの関係と、今年4月に発売された、風景写真だけを20年分集めた作品集『おはようもしもしあいしてる』について話を聞いた。

伊丹豪“より精巧な複製技術を求めて”

われわれを取り巻く都市の様相を、縦位置フォーマットのシャープなイメージで切り取る伊丹豪。生粋のデジタル世代と思いきや、実は長らくフィルムカメラで自らのスタイルを探し求めた時期があったという。今回は、彼が写真を始めたきっかけから、デジタルカメラを得て明確になったスタイル、そして現在取り組んでいる最新作まで話を聞いた。

新津保建秀“センサーとソフトウェアの集合体としてのデジタル機器をどうとらえるか”

ポートレイトやランドスケープを独自の視点で表現するだけでなく、建築、電子音楽、複雑系科学、情報デザインなど、さまざまな領域との恊働しながら多くのプロジェクトを手掛けている新津保建秀。時代とともに変容する写真のリアリティを探る彼に、現在のカメラがもたらすイメージの変化とその認識の関係を聞いた。

石井靖久“医師の脳でとらえた森羅万象を表現する写真”

医師でありながら写真家としても精力的に活動する石井靖久にとって、ライカは、瞬間的な脳の反応をスムーズに伝えるのに最適なカメラだという。医学をベースにした世界認識を写真と結びつけた独自の表現はどのようにして生まれたのか、そのコンセプトの由来を聞いた。

高橋宗正“アナログの大判と超最新ミラーレス。カメラの歴史を行き来する理由”

東北大震災後、持ち主を失った写真を修復する作業を主とするプロジェクト「思い出サルベージ」や「Lost & Found project」、亡き友に捧げた「石をつむ」などを通じて人々の心に寄り添うように写真と向き合ってきた高橋宗正。そんな作家活動の中で出会った愛機。超最新型カメラとクラシックな大判カメラの両極ともいえる機種を使い分ける彼に、それぞれのカメラの個性とその選択に至るまでの自身の制作の関係性について尋ねてみた。

Share

Share

SNS