「元田敬三『渚橋からグッドモーニング』刊行記念展」が、8月22日(日)からコミュニケーションギャラリーふげん社で開催される。
元田は、1971年大阪生まれの写真家。1995年に大阪ビジュアルアーツ専門学校へ入学し、在学中の1996年第33回準太陽賞を受賞。1997年大阪新聞に路上で出会った人の写真とエッセイを一年間連載したことが写真の原点となり、その後も路上を舞台に心動かされる人や光景を撮り続けている。
本作「渚橋からグッドモーニング」は、2018年から現在まで居住地である神奈川県・逗子の海岸や家族などの身近な人々を日付入りカラーポジフィルムで毎日撮影しているシリーズ。毎朝、富士山を臨む渚橋から海辺の写真を撮り元田の一日が始まることからこのタイトルが冠せられた。元田の代名詞である男気あふれるモノクロームのストリートスナップとは異なり、カラーでとらえられた日常への柔らかな眼差し溢れる写真群、その個人的な記録は、いつしか鑑賞者の人生と交わっていく。
写真集には、365点のカラーポジフィルム写真と、日々を綴ったテキストを収録。帯文は森山大道が執筆した。なお、会期初日8月22日(日)は、現在国立国際美術館で個展「毎日写真1999-2021」を開催中の鷹野隆大をゲストに迎え、トークショーが開催される。
タイトル | 「元田敬三『渚橋からグッドモーニング』刊行記念展」 |
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日程 | 2021年8月22日(日)〜9月5日(日) |
会場 | コミュニケーションギャラリーふげん社(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00(土日は〜18:00まで) |
休廊日 | 月曜 |
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