22 September 2022

「IMA next」テーマ“Photography and Painting”
グランプリ受賞者が決定

審査員は鈴木理策。グランプリ、ショートリスト含め5名の作品が選出。

22 September 2022

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中田 拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

中田 拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

誰もが応募できるオンラインの写真コンテスト「IMA next」第34弾のテーマ「Photography and Painting」のグランプリ受賞者が発表された。

IMAプロジェクトが主宰する「IMA next」は、2019年に発足した誰もが応募できるグローバルなオンライン写真コンテスト。毎月国内外の多彩なゲストを審査員に迎え、月ごとにひとつのテーマを掲げ、応募の中から優れた作品を選出し、プラットフォームとして新たな才能の発掘を目的としている。

第34弾「Photography and Painting」のグランプリは、中田拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」。審査員を務めた鈴木理策は、選評として下記のように述べている。

“見ることは常に新たな経験ですが、同時に自分自身の内側から立ち上がる記憶も伴って見ている。それらは分け難くあるが、中田さんの作品には「記憶」の部分が将来的な「予兆」の風景に感じられる。彼のリアルは楽しげな不安を立ち上がらせているようだ。

なお、ショートリストには鈴木 竜也、高碕真顗、ナガタダイスケ、卓 海寧の4名の作品が選ばれた。公式サイトにはショートリストの選評と受賞作品がそれぞれ掲載されている。

▼グランプリ

中田拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

フォトグラメトリを利用した、新たなリアリズムに挑戦した。此処で言うリアリズムとは、キュビスムによる多視点、アントニオ・ロペス(1936-)等に見られる多時間など、多層のレイヤーを1枚の絵画として圧縮するような表現を指す。制作工程としては、花瓶に生けた花を用意し、花が枯れるまで、定期的に様々な角度から撮影する。その写真を元にフォトグラメトリを行うことで、多視点、多時間性を持ったオブジェクトが生成される。最終的には、生成されたオブジェクトを3Dソフトで調整(オブジェクトは一度で作品のようには生成されない)する。また、この作品は油彩のためのモチーフにもなっている。

中田拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

中田拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

中田 拓法
1982年埼玉県生まれ。メディア学の学士を取得した後、美大の油画専攻に入学。2014年に多摩美術大学大学院修了。 伝統的な絵画にデジタル技術を介在させることで、新たな表現を探っている。

▼ショートリスト

鈴木 竜也「Sun & Moon」

高碕真顗「The first dream」

ナガタダイスケ「blur」

卓 海寧「フナのいる・ある写真」

タイトル

「IMA next」THEME #34 “Photography and Painting”

審査員

鈴木理策(写真家)

グランプリ

中田拓法「ガーベラ、向日葵とレインボーマム」

ショートリスト

鈴木 竜也「Sun & Moon」
高碕真顗「The first dream」
ナガタダイスケ「blur」
卓 海寧「フナのいる・ある写真」

URL

https://ima-next.jp/winners/photography-and-painting/gerbera-sunflower-rainbow-mam/

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