ありのままに提示される写真の堆積、
荒木経惟「梅ヶ丘墓情」展

「梅ヶ丘」をテーマに中判フィルムにて撮影したカラー、モノクローム写真の新作約90点を展示。

10 May 2019

AREA

東京都

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梅ヶ丘墓情

荒木経惟「梅ヶ丘墓情」2019年 ゼラチン・シルバー・プリント © Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery

70年代より被写体との親密な関係性を写した写真作品で高い評価を受け、さまざまな被写体から強烈なエロスとタナトスが漂う独特の写真世界を確立した荒木経惟の最新個展「梅ヶ丘墓情」が5月25日(土)から六本木のタカ・イシイギャラリーで開催される。

本展では、中判フィルムにて撮影したカラー、モノクローム写真の新作約90点を展示。今回の展示作品のタイトルは荒木が現在居を構える「梅ヶ丘」。梅ヶ丘の自宅内とその周辺で撮影された作品群の中に、リズムを刻むように妻陽子や今年95歳のロバート・フランクの写真、いまは亡き父と母、夭折した二人の兄の没年を記したメモが挿入される。

当時の出来事、変わりゆく街並みをカメラによって「複写」することで、時代の節目の世相を作品にまとめて来た荒木。元号が「令和」に改まる今年、関心は自分自身に寄せられ、撮りたいものや撮る習慣になっているものを淡々と写す日々を送る。

すべてを受け入れるカメラと化した今年79歳を迎える写真家の最新作をぜひこの機会に見に行ってみては。

タイトル

「梅ヶ丘墓情」

会期

2019年5月25日(土)~6月15日(土)

会場

タカ・イシイギャラリー(東京都)

時間

11:00~19:00

休館日

日月曜、祝日

URL

https://www.takaishiigallery.com/jp/archives/20196/

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