ヴァージル・アブローの審美眼を感じる「COMING OF AGE」展、ルイ・ヴィトン表参道で開催中

26 December 2019

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COMING OF AGE

ファッションデザイナー、アーティスト、DJなどマルチに活躍しているヴァージル・アブロー。いまのクリエイティヴ&アートシーンで欠かせない才能だ。彼が手がけるグループ展「COMING OF AGE」が、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。ヴァージルはルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック・ディレクターも担っている。

「COMING OF AGE」はヴァージルが世界各国から20名のアーティストをセレクト。キュレーションした彼らの写真がエスパス ルイ・ヴィトン東京の開放的な空間に縦横無尽に展示されている。各作品には作家名・作品名は明記されず、ランダムに掲出される作品からそのCOMING OF AGE=新しい時代の到来、という空気を感じ取ってほしいのだろう。

COMING OF AGE

参加している20名は共通性が無いかのように見えるが、エド・テンプルトンやデニス・マグラスなどスケートカルチャーを写してきた人たちや、ヴァージルとルイ・ヴィトンのクリエイティヴ制作を協働しているモハメド・ブーロイサやサンディ・キム、ジュリアン・クリンスウィックス、BAFICら、そして日本人の荒木経惟や題府基之、星玄人などいくつかの集合がある。世代はバラバラだが、これがヴァージルが考える新しい時代を牽引するアーティストたちなのだろう。そしてストリートカルチャーシーンを代表するヴァージルらしい人選と見受けられる。

好みの一枚を選んで持って帰ることができるコーナー

同じく展示タイトルがプリントされたステッカーももらえる

会場では展示のほか、好きな作品一枚と展示タイトルのステッカーが貰えるコーナーを設置し、オーディエンスは思い思いに好きな写真を選んでその場でZINEをつくれる。これは、1974年に森山大道が東京の小さなギャラリーで初めてやって、その後、2011年にはロンドンのアパチャー財団で、2012年にはロンドンのテートモダンで再現されたPrinting Showを思わせる。日本通であるヴァージルらしいオマージュかもしれない。

展示は2月16日(日)まで。現代の空気をいち早く察知する期待のクリエーター、ヴァージル・アブローの審美眼を体験しに、ぜひ足を運んでもらいたい。

タイトル

「COMING OF AGE」

会期

2019年12月11日(水)~2020年2月16日(日)

会場

エスパス ルイ・ヴィトン東京(東京都)

時間

12:00〜20:00

休館日

ルイ・ヴィトン 表参道店に準じる

料金

無料

URL

http://www.espacelouisvuittontokyo.com/