「皮膚」をテーマにそれぞれの作家の眼差しのもと命に迫る、「瞬く皮膚、死から発光する生」展が8月25日(火)から足利市立美術館で開催される。出展作家は石内都、大塚勉、今道子、髙﨑紗弥香、田附勝、中村綾緒、野口里佳、野村恵子の8名。
命の輝きの源を探ることは、芸術が普遍的に追い求めてきた主題のひとつといえるもの。限られた時間の中で輝く命のあり方として表される色や形、光と闇は、日常の中に息づく「生」と「死」を浮かび上がらせる。世界を覆う災禍に見舞われ、従来の死生観が根底から問われている現在、命のさまざまなあり方を伝える芸術が、より強く求められている。
人の存在そのものを包んでいる役割を担ってる「皮膚」を通して、私たちは他者や光景の中に宿る無数の命と、生涯を通じ呼応し続けている。そうした実感の中で撮られる写真も「皮膚」のように世界と接し、「死」と「生」をつらぬく命の姿が、瞬く光の中に写し出される。
タイトル | 「瞬く皮膚、死から発光する生」 |
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会期 | 2020年8月25日(火)~11月3日(火・祝) |
会場 | 足利市立美術館(栃木県) |
時間 | 11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) |
定休日 | 月曜(9月21日は開館)、9月23日(水) |
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